2月 2, 2012 at 12:44am
上腕が短い身体的特徴を活かしきった、当代随一で余人には一切真似のできないLeipheimerだけのエアロポジション。肘よりも肩が前に出ているなど基本的な考え方は神話のオブリーポジションMk.1にも通じるもので、見れば見るほど「この理不尽な制約だらけのルールの中で、よくぞここまで練り上げた」と、TTに情熱を注ぐ人間の端くれとして感動せざるを得ない。
(引用略)
Leipheimerが平地タイムトライアルで身体的に恵まれたハイパワーな選手を正面から破ってしばしば優勝するのは、この彼しか出来ないフォームの空力が圧倒的に優れていること、そしてそれを保って走り続けることができる彼の走りの完成度が図抜けていることによりもたらされているのは度々指摘・賞賛されている。LeipheimerはFabian CancellaraのようにFTPが500Wを超えていたりしない。少しでもこのフォームが崩れ空力の優位を失えば大柄でハイパワーな選手に負けるのだ。しかしこの身長170cmの巨人は、ワタシの記憶違いでなければLe Tour de Franceにおいて「50キロメートル以上の距離で争われた個人タイムトライアルにおける史上最高平均速度記録」の保持者である。